本日、現在制作中のインドガンジス河の風景キルトの　“トップ”　が終了しました！
ここ数日久しぶりに教室以外の時間、制作に集中できました。
トップというのは、パズルのように何百ピースもの小さな布を縫い合わせて、布絵として一枚の四角い布に縫いあがった状態の事です。
いわゆるパッチワークの段階が出来あがったのです。
全工程の6割位の仕事が終わったみたいなものですね。
トップが終了したので、まずはひと安心です。
イメージしていた絵が描けたという事だから♪
キルト作品というのは、さらにこのトップの下に、そのサイズと同じ綿と裏布を重ね、チクチクぐし縫い（キルティング）をして3層に仕上げたものをいいます。
これからトップ・綿・裏布を重ねるためのしつけに1日かけ、その後のキルティングに3〜4週間ほどかけ、そして仕上げのアップリケや刺繍を施します。
作品の緻密さと複雑さに加え、この仕上げのアップリケや刺繍も、私の作風独特なもので、とても手間がかかるのですが、これをする事によって作品に奥行きや面白さが増すのです。
ですから作品全完成までには、まだ2カ月近くはかかる事でしょう。
2月から制作開始したので、制作期間は6カ月になる予定です。
創作初期の頃に比べたら、生活内容も変わりましたので集中力が落ち、一日の中で縫い続けられる時間が短くなってしまって、制作期間が以前の作品にくらべて多くなっています。
毎回の事ですが作品を創っている間は夢中でとても楽しく、大変さはそれほど感じないのですが、出来あがった作品を眺め、長きにわたる制作工程を思い返すと、その緻密さと構成の複雑さに　「よく縫えたな・・・」　と自分でも恐ろしくぞっとするほどです。
自分の根気強さが怖いです（笑）
同じ作品をもう一枚！と言われたら
「二度と嫌です！」
と即答します（笑）
さぁ〜て！最終段階ゴール目指して、まだまだ頑張ります！
ホントに根性・努力の毎日です(*^^)v
なんでこんな事毎日やってるのか・・って？
好きなんですもん（*^_^*）