作品と同じくらい大切にしているのが、実物製図と布見本などの資料。
古い作品の製図は、セロテープがポロポロになってたり、折り目が破けてくるので、紙テープで裏から補強してあります。
タペストリーは制作工程の写真をデータで残しています。
完成したら、途中の工程が見えなくなるので、工程写真は貴重なのです。
大型タペストリーの制作工程の説明を求められる時が必ず来る!と思って大切にしてきました。
創作初期の頃は、製図や工程写真は絶対見せない、と思っていましたが、今は、どうぞどうぞご覧くださいっていう感じになってきました。
見てわかるもんではないと、ようやく自信がついてきたのです。
自信を持つというのは、時間がかかるものですね。