桜満開の頃、トップが完了しました!
記録を見ると
2016年7月17日 デザイン開始 26日 製図開始 30日 製図完了 8月11日 縫製開始
2017年4月11日 トップ完了
縫製は、まる8カ月もかかりました。。。さて、しつけの用意です。キルト芯は一巻きで購入しています。KSP120を使用しています。130cm幅ですので、横向き中央で付き合わせて、はぎあわせました。
工房2階のフローリングのしつけ部屋いっぱいになりました。私のタペストリー作品最大の大きさの基本は、だいたい縦220cm〜横180cmくらいです。この部屋でしつけができる大きさまでと決めています。
裏布はノムラテーラーで、コットン112cm幅を5メートル購入。素敵な和柄がありました。
裏布は作品と雰囲気の合う布を選びます。
2.5メートル、縦向きではぎあわせました。裏布は、薄手のものより少々厚手の方が、作品がしっかりします。
キルト芯の上に作品を置き、縦横歪まないように撫でて添わしていきます。そうすると、芯と作品がピタッと張り付いたようになります。ほとんどがシルクなので、作品自体は、くにゃくにゃと扱いにくいのですが、芯と添わすととてもしっかりとして扱いやすくなります。
ジグソーパズルのように沢山のピースを繋いで仕上げてきたのですが、ほぼ狂いなく歪まず仕上げる事が出来ました。
今回は、作品展まで作品は公開しないので、ご覧頂けなくて申し訳ないのですが、思っていた通りの絵が目の前に現れて、しつけまでこぎつけることが出来て、ほっとしています。
しつけは二日がかりです。
大きいので作品の上に乗って、しつけをかけていきます。ガスしつけ糸を2巻きは使うと思います。この作品の思い出は、桜満開の頃に、トップが完成出来た事。よく頑張りました!と疎水の桜が微笑んでくれているようです。
次はキルティングを頑張ります。