永久の別れ

2012-08-13


8月5日 午前11:35分 最愛の母が逝ってしまいました。
享年75歳でした。
私と次兄が母の両手を握り、長兄が病室に駆け付けて間もなく兄弟三人が見守る中、静かに息をひきとりました。
亡くなる前は、痙攣を起こしたり、苦痛でゆがんでいた顔でしたが、亡くなる瞬間に、微笑んだように本当に安らかで優しい顔で旅立って逝きました。
母が骨髄腫の宣告を受けたのは、今から4年前2008年の11月でした。
その時、主治医から余命3年から5年と言われました。
年々と弱っていく母を看るのは辛く、本当に心細かったです。
癌の母を介護する不安と心配を抱え続けた四年間でした。
今年に入って、母の病状が悪化するのと同時に、個展に向けての作品4点制作、個展開催、母の看取りと、緊迫した日々を過ごしたせいか、まだ母が亡くなって1週間しか経っていないのに遠い昔のように感じられます。
長い間、母を心配してくださった皆様、私を気遣って下さった皆様、本当にありがとうございました。
今月は教室を全休させて頂いています。
生徒の皆様、ご迷惑おかけしますが宜しくお願い致します。
ゆっくりと体と心を休めながら、母の四十九日を勤めさせて頂きます。
※写真は母が病室から見ていた空