今は、様々なグレーを使い瓦屋根部分を縫っています。
グレーはエネルギーを消費することなく、心の平和を求める色。
瓦が終わったら、次も延々と続く黒の板壁が、待っています。
無彩色を見つめて、黙々と縫う作業は、まるで修行のようであり、今の私にとっては自分を見つめ直す心のリハビリ時間でもあるようです。
今後数ヶ月は無彩色ばかり縫いますが、その後には、エネルギー溢れる赤い煉瓦、雲が流れる爽やかな青空、そして最後に希望の色である黄色の菜の花を一面にさかせます。
まだまだ始まったばかりの工程ですが、色鮮やかな完成作品が飾られた個展会場に立つ自分を頭にイメージし、楽しんでいます。
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