ミニアチュール額のキルト作品を制作します

2017-12-25

京都の手芸家、キルト作家 Sayoko のブログにお越し頂きありがとうございます。

 

 

皆様、素敵なクリスマスをお過ごしでしょうか? 今年も早いもので残り1週間となりましたね。

今年は、美山かやぶき美術館展で「美山かやぶき物語」を発表し、創作活動を一纏めすることが出来て、私にとって大変充実した1年になりました。

疲れが限界に達し、美山展が終わりしばらくは何もせず、ゆっくりと時間を過ごしていた中で、来年からの創作を考える良いきっかけとなった出来事がありました。

 

お世話になっている 額縁のヤマモト さんでミニアチュール額縁展をされていて(12月29日まで)、1点限りのオリジナル額を2点購入しました。

名刺より少し大きいくらいのサイズで、画面左は65㎜×90㎜、右は75㎜×75㎜という小ささ。

来年からしばらくは、小さな額装作品を縫いためていこうと思っています。
イメージは、本の挿絵に使えそうなものです。

 

 

タペストリー制作の魅力は尽きないのですが、タペストリー制作は人生の時間と、体力気力をかなり使ってしまうため、自分の時間を縫い以外にも使いたいと思い始めました。

周りからも小品の額作品制作を勧めてくださる声が多く、Sayoko Quilt のタペストリーの世界を確立出来たので、今後は作品数を増やすためにも額装作品にシフトチェンジしていこうかと考えていました。

そんな時に、タイミング良く、額縁のヤマモトさんのミニアチュール額展を拝見し、大作タペストリーの次は、ミニアチュール額をやってみよう!と気づかせていただきました。

 

 

この 「町家キルト工房 Sayoko Quilt」のブランドイメージに縫った椿も、ミニアチュール額作品を縫いたいと思うきっかけとなりました。こんな、花一輪の作品も今後縫っていきます。

 

ミニアチュール額と並行してやっていけるのが、がまぐちキルトです。

このがまぐちも小さな世界を閉じ込めることが出来ますね。来年の2月の西利展で、ミニアチュール額とがまぐちキルトを少しずつ発表していきたいと思います。

大型タペストリーにミニアチュールキルトを加えた展示、面白そうですね。

 

自分の道をしっかりと見つめながら進んでいくと、周りの方からいろんな気づきを頂けて、うまく道が開けるのだと思えた今年1年でした。