相手の心に響く表現者として

2018-12-16

京都の手芸家、キルト作家 Sayoko のブログにお越し頂きありがとうございます。

 

12月15日(土)半年間に渡る、言響表現塾の受講が修了しました。
この日は大阪第3期メンバー10名が、それぞれ15分の講演、セミナー、読み聞かせをしました。

半年かけて自分の伝えたい内容を作り、原稿に起こしました。
本番は原稿やパワーポイント無し、全て暗記です。

 

少し内容を飛ばした箇所もありましたが、何とか15分話ました。
今回の講演のタイトルは「心のよりどころに気づく」です。

 

私の母の介護と看取りの経験から、「本当の心のよりどころとは何か?」
という気付きをお話しました。
詳しい内容は、是非いつか私の声でお聞きください。

 

 

お聞きくださった方の感想のいくつかです。

「サヨコさんのやさしさ、温かさ、強さ、素直さ、今までの頑張りが、全てこの15分に込められていて響きまくりでした。」

「最初から最後まで、サヨコさんの世界に魅せられ引き込まれました。作品に寄せられた想い、お母さんとの思い出、心のよりどころをどこに持つのか。情景を浮かべながらお話を聞かせていただきました。」

「とても表現力豊かでとても感動しました。あやうく泣きそうになりました。深い悲しみは、希望と感謝に変るという言葉、本当の心のよりどころとは・・・とても心に染みました。」

 

話の内容や、話し方には、まだまだ課題点はあります。
でもこの数か月頑張ってきたことが実を結び、来場者の方々の心を動かすことが出来て嬉しかったです。

 

そして、私は講演の内容を考えるのと同時に、講演用の作品を縫っていました。
話の内容とリンクするようにデザインと色彩を考えました。

作品があってイメージしやすかったという感想も頂きました。

講演を聞いて下さった方の感想で、私が月をデザインにいれて縫った意図を分かってくださる方が多く、嬉しかったです。

 

この作品は触ってもOKの作品として縫いました(講演会の時だけですが…)
今回書いた内容の話を聞いた後なら、皆さんはきっとこの作品を触りたくなるはず。そして大事に触ってくださるはず。
私の作品の中で、唯一触って良い作品としました。

 

講演発表後の修了式で、お世話なった宮北結僖先生と。

 

一般社団法人 日本心に響く話し方協会の定める、言響表現塾の修了証と

「言響認定 心に響く表現者」としての認定証を頂きました。

 

私が縫い続けてきた町家キルトで伝えてきた事と、私が言葉で伝えたいテーマが、この半年の受講で繋がりました。

表現塾で『自分が言葉で伝えていきたいものは何か ?』

というテーマを決める作業をする中で、自分がやってきた町家キルトが目指している事と同じだと再確認したという感じです。目指す目標がはっきり決まったのです。

これからは「作品表現」と「言葉の表現」の両方で、【心に響く表現者】として進んでいきたいと思います。

『京都の手芸家・林サヨコ・sayoko』にしかできない表現方法で、多くの人に喜んで頂ける活動をしていきます。

 

最後になりましたが、半年間の講座は本当に楽しかったです。自分や仲間がどんどんと成長していくのを実感しました。言響表現塾の宮北先生、茜志保先生、同期の仲間に心から感謝します。

言響表現塾と言葉のお稽古「ことひび」、興味のある方はサイトを是非のぞいてみてくださいね。