教えるという事

2014-11-18


初心者用のカリキュラムに、茅葺き屋根のデザインを追加しようと思い制作中です。
私の教室には、キルト初心者とキルト講師資格者まで入会されることがあります。
しかし、同じクラスで一緒に始めたとしても、それ程の差は感じません。
従来のパッチワークと、町家キルトは全く違う技法だからです。
初心者には、難しく見えて簡単 ( 順番に縫う内に、自然と出来上がっていく )
キルト上級者には、簡単に見えて思うようにはいかない ( もっと上手く縫えるはずなのに。。と思ってしまう。作品を作るうちに目からウロコ )
作品を1作1作完成していくうちに、町家キルトの魅力に気づく。
そんな不思議なキルトのようです。
初心者が、「こんなのが私に縫えた!」と感動されます。
過去の生徒さんには、針の持ち方、玉結びの仕方、待ち針の打ち方から指導し、全てのカリキュラム作品を完成された方もおられます。
初心者には縫いの喜びを、上級者にはキルトの可能性を伝えていきたいと思います。