東寺の骨董市(弘法さん)に行って、素敵な着物を買いました

2019-04-21

京都の手芸家、キルト作家 Sayoko のブログにお越し頂きありがとうございます。

 

 

お天気の日曜日という良いタイミングなので、久しぶりに早起きして東寺の骨董市(弘法さん)へ行ってきました。

 

7時前に家を出て、7:30頃に東寺に着くと、もうすでに沢山の人!

 

 

創作を始めた頃は、毎月21日は必ず東寺の骨董市に行っていました。
5年間程は毎月通っていました。
材料の布は全く持っていなかったので
東寺以外にも、25日の北野天満宮の市や、15日の知恩寺の手作り市にも通って、布をコツコツと集めていました。

 

有難いことに、ここ数年は私が買いに出向かなくても、材料が充分に集まってくるので、骨董市には足が遠のいていました。

まずはお詣りをして。

 

八重桜が綺麗に咲いていました。

 

 

 

着物以外の古道具を見て歩くのも楽しいです♪

外国の観光客がとても多くて、値段表記も英語が増えていました。

 

昔 通っていた頃と、お店の並びもだいぶ変わっていましたが、私が一番最初に東寺に通っていた頃のお店を見つけました!

懐かしくて、お店の奥さんに声をかけたら、覚えていてくださいました。

当時の思い出話をして、町家キルト第1作目の「町家と蔵」を作る為に、一生懸命布を探していた頃の記憶が懐かしく蘇りました。
20年前、着物の事はなにも知らない私に、色々教えて下さり、布も安く分けて下さいました。
毎月21日に、このお店に行くのが楽しみでした。

奥さんは、当時の私や作品の事もよく覚えて下さっていました。
「作品が沢山たまったんですよ。」と、現在までの活動を報告したり、名刺を渡してHPがあることをお伝えしたらとても喜んでくださいました。

0からの私を知って下さる方の存在は、本当に有難いです。
懐かしい方と再会して、がんばって20年縫い続けて良かったと心から思えました。

 

 

今、工房には、解きが終わった50枚ほどの、洗う前の着物があります。

「これ以上着物は増やさない。今日は見るだけ、買わないぞ!」と思って行ったのですが、なんとなんと!! 欲しかった着物が偶然見つかり買ってしまいました(笑)

 

焦げ茶色の麻の小千谷縮の着物。


木の幹に使うのです♪
このタイプの着物は、希少価値で欲しくてもなかなか手に入らないから、諦めていたのです。
早起きして行った甲斐がありました!
それにお店のおじさんに「まけて!」と言ったらおまけしてもらえました(#^.^#)

 

約2時間もブラブラと見て歩いて、買わないつもりが、結局5枚も買ってしまいました(笑)
地味な着物ばかりですね~(笑)
でもこれが、可愛く仕上がるんですよね♪

全く期待していなかったのですが、、町家キルトには欠かせない綿の着物と、葉っぱに使う緑の着物など、新作に必要な布がお手頃価格で手に入りました。

 

作品を作る前には、本当に不思議な事に必要な布が無理なく自然と手に入るという有難さ!

材料が満ち足りるという事は、教室の生徒さんへの材料提供にも困らないという事に繋がります。
私が縫い続けられるように、助けて下さる縫いの神様と、いつも空から見守ってくれている母に感謝です。

 

 


東寺に行ったらいつも必ずここで休憩します。
南門の下にある珈琲のお店です。

立派な門の下が休憩場所になっているんですよ。

屋台でたい焼きを買って珈琲を飲みながら、戦利品を眺めるというのが、私の至福の時です(≧▽≦)
こんな小さな幸せが、楽しいひと時が、私にはとても大切です。

 

あ~、久しぶりの東寺楽しかった♪♪