京都のかど掃きと、町家の看板、生徒募集について

2019-06-22

京都の手芸家、キルト作家 Sayoko のブログにお越し頂きありがとうございます。

 

京都伏見にある、私の創作活動の拠点「町家キルト工房」で、京都の手芸教室・京都のキルト教室として開講しているのが「町家キルト教室

7月から、お一人新しい生徒さんを迎える事となり、現在の教室は お陰様で、ほぼ満席となりました。

木曜日午後クラスに、あと一人だけお席が残っています。
ご入会希望の方は是非、早めにご検討くださいね。

 

私は、手芸家としての創作活動に主体を置いていますので、教室を沢山持つ事は不可能なんですが、あと1クラスだけ、木曜日『午前クラス』のご希望があれば、開講したいな。。。と考えています。

もし希望があれば、お問合せ からご連絡くださいね。

 

 

私は毎朝、工房前を「門(かど)掃き」します。
※かど・・・家の前の事

京都の町家は、公道に面していて、それぞれの家の住人が毎朝、家の前の道に水を撒いて、はき掃除するのが習わしです。

自分の家の前だけではなくて、両隣すこし多めに掃除します。
それぞれの家がお隣さんの分少しずつ多めに掃くことによって、その町内の道がいつも綺麗になっているというのが京都のかど掃きの良い習慣です。

でも最近は、かど掃きの習慣も、無くなってきています。。
通りを歩いていて、お家の前に砂がいっぱいたまっていたり、たばこの吸い殻が落ちたままになっているのを見ると、残念な気持ちになります。

 

話がいろいろ飛びますが、

 

7月から新しくご入会して下さる生徒さんは、時々工房の前の道を通っていらっしゃったそうです。

数日前の朝、たまたま、私が工房前をかど掃きしていた時に、その方が通られました。

 

「こちらは何をされているのですか?
教室をされているのですか?」

 

と声を掛けてくださいました。

 

「いつも、前を通りながら、この看板がずっと気になっていたのですが、インターフォンを押してまで聞く勇気がなかったのです。。今日お掃除をされていたので声を掛けられて良かったです!」とおっしゃいました。

これが、町家キルト工房の目印、欅の切株の看板です。
だいぶ色あせてきました。
看板が気になるのか、かど掃きをしていると、よくいろんな方から声を掛けて頂きます♪

 

今回、声を掛けてくださったその方は、教室に興味をお持ちの様でした。
工房の中に入ってギャラリーをご覧頂くと大変驚かれました。

お話を聞くとその方は、偶然にも古布を集めるのが大好きだそうです。

「古布が好きなら、町家キルトは最適ですよ♪」と、教室の説明をしたら即入会希望してくださいました!

 

 

この町家の外観だけだと、お店なのか、何なのか、、気になりますよね。
この黒い格子戸の中には何があるのか。。。気になってもインターフォンを押して聞きにくいですよね(笑)

 

中はこんな感じです。

中では、とっても楽しい林サヨコの手芸の世界が繰り広げられているのです~♪♪

 

生徒さんから「先生は宣伝しなさすぎです(笑)」と言われています(笑)

何をしてるか分かるように、表の格子戸に教室の募集を出しました!!(≧▽≦)

 

教室を始めて来年で20年です。
教室を始めた頃は、生徒さんと私の年齢差は、親子ほどありました。

今は、だんだん生徒さんとの年齢差も近くなってきました!

生徒の皆さんには町家キルトの楽しさや、作品を制作することの喜びを感じて頂き、人生を楽しんで頂きたいです。

 

※工房は一般公開していません。
教室入会希望の方のみ、予約をして頂いた上でご覧頂いております。

工房や教室のお問合せはお気軽に こちら までお願い致します。