卒業文集の表紙と江戸更紗

2019-07-03

京都の手芸家、キルト作家 Sayoko のブログにお越し頂きありがとうございます。

 

フランスから、素敵な文集が届きました。

詳細を書いたブログは こちら

Inalco(フランス国立東洋言語文化大学)で、日本の近現代の詩を勉強された学生さんが、「友達にしたい芸術作品」を紹介するという内容です。

フランス語で書かれているので、残念ながら内容はわからないのですが、学生さんの努力の証を感じられて嬉しかったです。

フランスは行ったことのない憧れの国です。
フランスとご縁が繋がり、私の作品が表紙を飾る文集を、いろんな学生さんが卒業の記念に持って下さるというのが嬉しいです。

京都伏見の小さな町家工房に居ながら、「インターネットで世界と繋がる」「作品が世界中の人に見てもらえている」という事を実感した出来事でした。

作品を制作し続けていると、こんなふうにいろんな出逢いがあるから素敵です♪

いつか、フランスへ行き、この作品集を持つ先生や学生さんと出逢いたいです。

 

偶然今、この南禅寺水路閣を制作した残りのハギレを使って、煉瓦の建物を縫っていたところでした。

 

南禅寺水路閣】では、貴重な「江戸更紗」を沢山使いました。

その少し残っていたハギレを、今回の新作に使い切ってしまいます。
更紗模様は、異国の雰囲気を出してくれるので、煉瓦の表現にぴったりですね。