母の命日 縫いにこだわり、その答えを追い求めて。。。

2019-08-05

京都の手芸家、キルト作家 Sayoko のブログにお越し頂き、ありがとうございます。

 

8月5日は、母の命日です。
亡くなって7年が経ちました。

早起きしてお墓参りをして、仏壇に母の好物のスイカをお供えしました。

 

母は、私の作品が出来上がっていくのを、いつも楽しみにしてくれていました。
今も私の傍で見てくれていると思います。

 

 

今制作中の作品は、大事な10個のパーツが全て完了しました。
ここまでで約4ヵ月かかりました。

 

あとは、纏めの工程に入っていきます。

今回の作品の纏めの技法は、今までの作品で考案した技法の更に上をいくものになり、私自身どのような出来上がりになるか、まだボヤっとしています。

縫っていくほどに、はっきりしてくると思っています。

 

トップ完成までは、まだまだかかりますが、頑張ります!

 

この酷暑の中、工房に篭り黙々と縫い進めながら

 

「私は、何のためにこの作品を創っているのかな?」

と自問自答することがあります。

 

「できた~!!という達成感でしょ?」と、ある方に言われたことがあります。

達成感の喜び。。。だけではなく、その更に向うを私は見つめています。

 

HPトップの言葉

 

「縫いにこだわり、その答えを追い求めて。。。」

 

人生かけて、その答えを見つけたいと思います。

 

 

さよ、ようできたなぁ。うまいこと作ったなぁ

大丈夫、心配せんでもいい

空の上に居るみんなでさよを守ってやる

 

 

母がいつも言ってくれていた言葉と母の声を思い出しながら、今日も針を進めます。