六道参りと町家の暮らしから生まれる作品

2019-08-10

京都の手芸家、キルト作家 Sayoko のブログにお越し頂きありがとうございます。

 

今日は、六道珍皇寺へ、ご先祖様の霊をお迎えに行ってきました。


幼い頃から祖母に連れられ行っていまして、毎年のお盆の行事です。

 

昔は迎え鐘を突くのに、なん十分も長い列を並んでいましたが、ここ数年は列も少なくて、すぐに突くことが出来ています。

 

私が行く時間がたまたま空いているのか、お迎えに行く人が少なくなってきたのか。。。。

この酷暑の中、高齢の方がお参りに行くのを控えておられるのでしょう。

そして若い世代の方が、この六道さんの習慣をやめてしまっているのかもしれませんね。

 

 

幽霊が赤ん坊を育てるために与えた飴として有名な、幽霊子育飴をお土産に買いました。

 

帰りに五条坂の陶器まつりを見て帰るのも楽しみの一つです。
今年は急須を一つ買って帰りました♪

 

昨年のブログ→こちら

「送り火作品」の紹介と「六道ネタ」を書いています。
今後も毎年同じような事を書くと思います。
季節ネタなのでお許しください(笑)

 

 

 

町家の暮らし

お盆の行事

祖母との思い出

母への想い

 

私の縫う町家キルトが「人の心に灯りをともす」と言われるのは、そういう日常の風景や想いを作品に縫い込んでいるからだと思います。

 

奇をてらわないこと。

自然であること。

丁寧に生きること。

 

そんな暮らしの中から生まれてくるのが、林サヨコの町家キルトです。