コロナ自粛期間に思ったこと、初心に帰ってまた前に進むこと

2020-05-24

京都のキルト作家、手芸家 サヨコ のブログにお越しいただきありがとうございます。

 

 

2月以降の新型コロナ感染の出来事は、本当に誰もが予期せぬものでした。
春の希望に煌めく時期に外出自粛要請となり、国民すべてが本当に不安な日々を過ごしました。

 

コロナ感染でお亡くなりになられた方々に、心よりお悔やみ申し上げます。
また、自粛による業績悪化などで、辛い思いをされている事業主の皆様には、どのような言葉を掛けたらよいか分かりませんが、どうか事業回復の道がありますように心よりお祈り申し上げます。

医療従事者の方々や、国民の生活維持のために外で働いてくださった方々のおかげで、ようやく近畿圏の緊急事態宣言が解除されました。
本当に心から、感謝申し上げます。

 

 

お知らせでもお伝えしましたように、6月より教室再開させていただきます。

3月より教室を休講(4月一回目だけは開講)して、私も長いお休み時間をいただきました。
その間、3月~4月にかけては、新作タペストリーの制作に励んで完成し、5月に入ってからは教室の資料リニューアルの事務作業をがんばりました!

 

 

おかげさまですべての資料を新しく作り替えました。

6月の教室再開に向けてのお知らせなどのプリントも作り、在籍生徒さんや新入会の生徒さん全員に配る準備もできました。

ファイルの色はこだわりのピンク♪
書類をきれいなファイルに入れると、ワクワクします。
白い方は、近所の100均で買った間に合わしです(笑)
もう少し落ち着いたら町へ出かけてお買い物して、お気に入りのきれいな色のファイルを選んで入れ替えます♪

 

 

タイミングよく、というかなんというか…..

コロナの直前にPCが潰れ、タペストリーの制作が終わって落ち着いた時期にPCとプリンターを新しくしました。

 

そのおかげで気分新たに、サクサクとストレスなく動くPCとプリンターに気分を良くして、大量の資料の整理が断捨離もかねて出来ました。

・教室案内資料や説明会で配布する資料の整理。
・初回教室から毎回の教室で配布する工程プリント制作
・参考資料の見直し
・追加のカリキュラム作品の資料制作

コロナが無かったら、カリキュラム整理など絶対やっていなかったと思います。
20周年という年に、20年間の教室カリキュラムを見直し整理できて、本当に充実した時間をいただきました。

 

昔に作った教室配布資料を見返すと、

 

肩ひじ張って頑張っていた自分と再会しました。
指導の経験も無いのに、オリジナルのカリキュラムを、ひと回り~ふた回り以上年の離れた生徒さんに教える難しさと悩みを抱えて、一生懸命頑張っていた自分と再会しました。

 

資料を新しく直しながら、いろんな過去の自分と再会し、「よ~頑張ってきたなぁ….」と思いました。
コロナのおかげで、いろんな過去の自分と再会できました。

 

そして現在、コロナ問題が起きても、たくさんの生徒さんが教室再開を待っていてくださることに感謝し、これからも町家キルトの未来が続いていくことの幸せを感じています。

 

初心に帰って、更に町家キルト教室が「京都の手芸」という位置づけとなっていくように頑張ります。
そして在籍生徒の皆様や、卒業生の皆様が「林サヨコに習えてよかった」と思っていただける手芸家になれるように、これからも精進してまいります。

どうぞ宜しくお願いいたします。