8月は母を想う月

2020-08-07

京都のキルト作家、手芸家 サヨコ のブログにお越しいただきありがとうございます。

 

8月5日は母の命日でした。
早いもので亡くなって8年が経ちました。

8月は母の命日とお盆があるので、母を思い出すことが特に多いです。

命日には早起きしてお墓参りをして、近所のケーキ屋さんで母の好きだった桃のケーキ「桃太郎」を買ってお供えしました。

 

今年の夏はコロナ感染の問題もあり、お盆の帰省も出来ない方が多いですね。
コロナが早く落ち着いて、以前のように皆が安心して集えるようになることを願うばかりです。

 

 

制作中の背割りの冬バージョンもキルティングが終わりました。

35㎝程の作品なので、早く仕上げられます。
キルティングの後は、全面に雪粒を刺繍します。

 

春は桜、夏は緑の葉、秋は紅葉、冬は雪。
構図が一緒でも、それぞれの刺繍の表現の違いがあります♪
見比べて頂いたら、いろんな発見があると思います。

 

母が亡くなり8年経ち、母に見せられなかった作品が増えてきました。
背割りの春バージョン「桜道」は、母は最期に見ています。

その後の夏・秋・冬を母が見たら、どんな言葉をかけてくれるだろう…..作品を完成するたび、そう思います。