背割桜の冬バージョン完成しました

2020-08-19

京都のキルト作家、手芸家 サヨコ のブログにお越しいただきありがとうございます。

 

 

背割桜の冬バージョン、完成しました!
制作期間は約1カ月でした。

先に仕上がっている秋バージョンとともに、額縁のヤマモトさんに持っていきます。

秋冬ともに、とても良い感じに出来上がりました。

額は、春夏作品と同じものをすでにオーダーしています。
これが額に入ったらまた素敵になるでしょうね♪

個展開催までは正面からの写真はお見せできなくてすみません。
秋も冬も、写真では伝わらない(分からない)細かさで表現しているので、是非生でご覧いただきたいです。

春と夏バージョンは現在、背割堤のさくらであい館に展示中です。

私の木の表現の特徴は、「シワシワの立体的な幹・針のような枝先」です。
それらを複雑に絡ませて、アップリケして自然を表現しています。

全ての技法が完全オリジナルです。

創作初期からすでにシワシワの木の作り方を考案し、町家の庭先やかやぶき風景の中の一部分として表現していました。

 

最初は、部分品としての木の表現でしたが、木だけの表現もしっかりと形に残そうと思い、2012年に「樹木キルトシリーズ」として縫い始めました。

 

今回の背割桜の四季で、縫いたいと頭に描いていた木の表現を全てやり終えました。
この20年で、町家キルトとともに、樹木キルトの作風も完成できました。

いろんな樹木シリーズを増やしていきたいなぁ。。。

絵本なんかつくりたいなぁ。。。

などと妄想が膨らんでいきます(笑)