自分の中にあるものには終わりがない

2020-10-04

京都のキルト作家、手芸家 サヨコ のブログにお越しいただきありがとうございます。

 

☆ご注意ください

11月11日(水)~17日(火)
林サヨコ創作キルトの世界2020

会場 ぎゃらりぃ西利

DMはがき記載の終了時間に変更の可能性があります

✖ 19:00終了(最終日16:00迄)

◎ 16:00終了(最終日15:00)

コロナ禍での開催につき、ご迷惑とご不便をおかけいたします。
会期が近づきましたら、こちらのHPで終了時間ご確認の程よろしくお願いいたします。

 

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庭に咲いた彼岸花、二輪とも咲きました。

 

緑ばかりの庭に、赤い花がとても映えています。
いつか、彼岸花を一面に刺繍した作品を縫ってみようと思っています。

 

教室は10月から新作を縫い始める生徒さんが多いです。
季節が秋に変わった10月から新作を縫うのは気持ち良いですね。

 

基礎コースの生徒さんは、1作目を4カ月かけて終了されました。


皆さんに感想をお聞きすると、「古布の扱い方や縫い方など難しかったけれど、毎回いろいろ勉強することがあり楽しかった♪」と言って頂きました。

1作目に4カ月かかる意味を分かってくださり嬉しかったです。

長年ハワイアンキルトをされている生徒さんも「しつけのかけ方や縫い方など、初めての事ばかりで、町家キルトで習ったことを、今までやってきたキルトに応用すると、今までの作品がより綺麗に縫えるようになります!」と嬉しい感想を頂きました。

 

町家キルトの基礎縫いは、アメリカンパッチワークやハワイアンキルト、そのほかの手芸の基礎に役立ちます。

 

同じクラスに、全くの手芸初心者と、キルト歴10年以上の方が同時に入会されても、まったく問題ないのです。

手芸初心者と手芸歴のある人との間に、大きな差が出ることはありません。
針を持つのが初めての初心者が、手芸歴や和洋裁歴のある人より上達が早いことも多々あります。

今までのキルトとは別物の手芸と思っていただいたらよいと思います。

 

私は、町家キルト教室で指導する事柄に関しては、どんな質問が来ようとも答えることが出来ます。

よく生徒さんが「どうしてそんなことが分かるのですか?なぜそれが出来るのですか?」と不思議がられます。

 

分かりやすく例えて説明すると

 

他人が親戚の話をされた時「父方の従妹の結婚した相手のお父様の伯父さんが…」と聞いても、その家系図がピンとこないし、他人の親戚関係を理解して説明するのは難しいですよね?

でも自分の親戚なら、どんな複雑な親戚関係でも頭の中で、親戚の顔を浮かべながら、その関係性を詳しく説明できますよね?

 

私が町家キルトで指導していることはそんな感じです。

 

人に教えてもらって暗記して、教科書通りしか教えられない場合は、自分の知らないことを質問されても答えられないし、習ったこと以外を指導することはなかなか難しいと思います。

 

でも自分の中にあるものは、どんなことでも答えられるし、分からなかったら自分で新たに考えて、それを教えたらよい。

 

そういう仕組みです。

 

自分の中にあるものだから、自分の事だから、終わりがないのです。