町家キルト工房教室展2021 振り返りその1「会場風景」

2021-11-17

京都の手芸家 サヨコ のブログにお越しいただきありがとうございます。

 

 

11月16日、教室展無事終了しました。
西利にお越しくださった皆様、本当にありがとうございました。
まだまだコロナ禍の日々ですが、連日沢山の来場者で賑わい、本当に嬉しかったです。

 

会場風景をざっとご覧ください。

 

お客様は1点1点、じっくり鑑賞してくださり、生徒さんの力作に感動しておられました。

 

正面の壁は、研究会の生徒さんの作品でしたが、Mさんの作られた赤福本店や伊勢神宮、送り火などは、皆さん感激してご覧くださっていました。

 

Hさんは、妹さんのお家を作られました。
その妹さんも会場に来られ、実物そのままに作られた、ご自分の家に感動しておられました。
周りの額縁布は、お二人の亡お母様のお着物という事で、尚更感慨深い作品になったことでしょう。

 

自宅を作られたUさんの作品も、来場者の皆様は「古い町家ではなく、現代の家もこんなふうに素敵にできあがるんですね~」と感心されていました。

 

今回の卒業作品を制作された皆さんは、のれんや看板の字を手刺繍された方が多く、その精密さにも驚かれていました。

「上級~研究会のクラスの作品レベルが凄く上がっていますね!」と毎回お越しの町家キルトファンの方々は驚いておられました。

 

 

最終日に、長年キルト雑誌の編集をしておられる方がいらしてくださったのですが、初級から研究会までのすべての作品のレベルがあまりにも高いことに大変驚かれ、特に初級~中級クラスのコーナーの作品をご覧になった時、

「入会して1年未満の方の作品のレベルが凄すぎます。初級中級の方が、ここまでの作品を縫われるなんて!このようなスキルの高い教室は今まで見たことがありません!」と感動してくださっていました。

写真ですべての作品を紹介することは出来ませんが、 生徒さんの一人一人が、本当に心込めて大切に制作してくださいました。
町家キルト教室の生徒さんが一致団結したら、こんな素敵な力強い作品展が出来るんだと、本当に嬉しかったです。