京都の手芸家 サヨコ のブログにお越しいただきありがとうございます。
今日は朝から雪が降っています。
灯篭には雪の帽子♪
山茶花も雪にすっぽり覆われてしまいました。
伏見でこれだけ雪が積もるのは珍しいのです。
工房のお向かいのお家の屋根。
こんな雪の積もった町家を縫うのも素敵だなと思ってしまいます(≧▽≦)
私は見るものすべてを【縫う】という目で見る癖がついています。
今日は教室の日ですが、皆さん無事に来れるかな~。
町家キルト教室は遠方からお越しの生徒さんも多く、昨日の教室の生徒さんは、普段なら高速道路を使って車で通ってくださっているのですが、雪の日は電車で2時間以上かけて来てくださっています。
他にも遠方の方が多くて、皆さん時間をかけて通って下さっています。
本当に有難いことです。
生徒さん達が、
「町家キルトが楽しい!」
「完成の達成感がはんぱないです!!」
「毎回の教室で工程が進んでいき、新しいことが学べるからワクワクする。だから続けられる♪」
とおっしゃってくださり、本当に嬉しいです。
手間と時間がかかり、モチーフが町家という、一種独特な世界の教室です。
そんな変わった教室内容ですが、生徒の皆さんが喜んでくださるのが私の幸せです。
コロナもいぜん猛威を振るい、いつ落ち着いてくれるのかと思います。
寒さも厳しく外出しにくい世の中となっていますが、そんな時、町家キルトを楽しめて良かったと思って頂けるならそんな嬉しいことはありません。
今週の教室では、教室をお休みされても、作業が出来るように宿題課題を多めに出しました。
宿題の少ない生徒さんには、過去の復習やノート資料の整理、そして布の整理確認をしておくようにお伝えしました。
手芸の上達は、針仕事を続けること(針を持った時間がものを言います)。
基礎をしっかりと身につけておくこと。
創作の上達は、いろんなものを見て観察想像すること。
人に言われたことだけをするのではなく、自分の頭で考える癖をつけること。
基礎というしっかりした土台が無ければ、「人と違う」発想は生まれて来ません。
新たな発想や創作力は、そんな日々の積み重ねを続けていくと自然と自分の中から沸き上がります。