昨日、9月26日から開催の久野隆史展へ行ってきました。先生の絵には、テーマとされている京都の山々を形象化されたものがあります。その山々はいつも優しく楽しく見る人の心を和ませてくれます。
今回は生活の中にある身近なものを取り上げた小品も多く、本当に心にしみるような深い色彩で描かれていて素敵でした。私の好きな椿の花が描かれた作品があり、見入ってしまいました。
先生の人柄がにじみ出るような優しさ中に強さを秘めた作品の数々は、心温かくなります。
頂いたパンフレットがとても素敵なんです。
久野先生の個展の後は、友達とカフェで合流。私の個展の搬入や、会場助手のお手伝いをしてくださる友達と作戦会議(笑)
そして、そのまま皆でDesalon京都へ参加しました。Desalonはデザイナーやものづくりをしている人たちの交流の場で、毎回素敵なゲストのトークがあります。
今回のゲストは日本画家、定家亜由子さん。美しくて、とても物静かな定家さんから日本画に込めた熱い想いをいろいろ伺いました。
花や虫を繊細に描かれている作品がとても素敵で、自然の中で見た自分が美しいと思うものを日本画で表現したい、いつも日本画の事ばかり考えているという話にとても共感するものがありました。
画家とは創造とビジネス2つの脳が必要というお話もとても印象深かったです。私はずっとその2つに悩み続けてきたので、定家さんに言葉からいろんなヒントや答えを頂きました。
いろんな想いを抱えて開催する10月の西利個展のプレッシャーで、最近一杯一杯だったのですが、大好きな2人の画家さんとお会いして、周りの大切な友達とおしゃべりして食事して、エネルギーチャージさせて頂きました!久野隆史さんの個展10月10にちまで 蔵丘洞画廊 にて是非足をお運びください。
定家さんはこの度、高野山開創1200年記念となる 恵光院の襖絵を奉納なさいます。高野山開創1200年 恵光院襖絵奉納記念定家亜由子 日本画展会期 10月30日(金)〜11月1日(日) 11時〜17時会場 世界遺産 高野山「準別格本山 恵光院」入場無料