画像はStudioMacCaさんから
「伏見縫酒蔵風景」縦142cm×横295cm
製作期間 2年使用布 180種類瓦の型紙 1,256枚縫い合わせた布数 約2,000枚刺繍糸 約65本使用菜の花の刺繍の粒 数万粒
縫い終わって数字だけ見ると、気が遠くなります。目の前で作品を眺めると、恐ろしささえ感じますが、縫っていた期間は本当に楽しい時間でした。
前回の個展から3年。いろんな事を乗り越え、素晴らしい出逢いと引き寄せがあった月日でした。3年という月日は、私を強くしてくれました。
この手仕事の迫力を是非まじかでご覧頂きたいです。開催までしつこいほど何度もご案内いたします(笑)
林サヨコ創作キルトの世界2015
〜創作活動15周年記念展〜
【日時】
2015年10月28日(水)〜11月3日(火)
11:00〜19:00(最終日16:00迄)
【場所】
京都市東山区四条通祇園町南側
075-525-7111
林サヨコ プロフィール
京都市伏見区在住キルト作家、AFT1級色彩コーディネーター
幼少の頃より手芸家を志す。アメリカンパッチワークとは一線を画す製図と縫製技術による表現方法を独学で考案し、1998年に京都の町家を表現した作品第1号の「町家と蔵」を制作、1999年に発表。その後、自らの作風を『町家キルト』と名付け、2000年より自宅の町家を『町家キルト工房』(商標登録4799241号)として創作活動開始、同時期に教室開講。手芸団体に属することなく、独自の世界を持ち、個展にて作品を発表し続けている。一目一針も自己表現である、というポリシーを持ち、作品制作全行程において助手を使う事はない。
個展
1999年 堺町画廊(二人展)
2002年 堺町画廊
2004年 大阪ヴォーグ学園ギャラリー
2005年 法然院
2007年 おてらハウス
2008年 京都祇園ぎゃらりぃ西利(企画展)
2010年 京都祇園ぎゃらりぃ西利(企画展)
2010年 おてらハウス
2012年 京都祇園ぎゃらりぃ西利(企画展)
出展
2001年 銀座三越「輝く作家たちのキルト展」
2004年 赤坂プリンスホテル「和で遊ぶ布の祭典」
2005年 北海道巡回展「和で遊ぶ布の祭典」
2005年 OSAKA布の博覧会2005
2006年 金沢 大和香林坊店「和で遊ぶ布の祭典」
2012年 椿山荘 第2回椿山に咲く和のキルト展
2013年 FESTIVAL INTERNACIONAL de PATCHWARK (スペイン)
その他、教室展多数
受賞
2002年 第1回京都デザインビエンナーレ2002入選
2005年 第30回記念日本手工芸美術展覧会
毎日新聞社賞(東京都美術館)