美山かやぶき美術館様より 2017年度(2年後です)の作品展の依頼を受けました。今日美山へ会場を見に行ってきました。40日間の長期展示なので、多くの観光客の皆様にご覧いただける事と思います。
私の作品にぴったりの場所。まるで作品の中に入ったような風景です。
交通の便が悪く、すぐに行ける場所ではないのですが、この場所で私のキルトと出逢って頂くことは、とても意味のある展示になるのだろうと予感しています。
かやぶき美術館と郷土資料館の二棟のかやぶき屋根が並ぶ風景はとても素晴らしいです。電柱の無いこの日本の原風景は、映画の撮影にも何度も使われたのだそうです。
建物に入ると、やわらかな自然の光が入りとても素敵です。太い梁と漆喰が重厚で落ち着いた空間を感じさせ、綺麗に拭き込まれた床が、外からの光で輝いていました。
大きな壁があるので、タペストリーが映えるでしょうね。
今月はガラス作家さんの展示でした。冷たいガラス作品でも、この空間ではとても柔らかさを感じて素敵でした。
広いので沢山作品を展示できそうです。タペストリーを展示した時の様子を想像しワクワクしました。
2階の屋根裏にも上がることが出来ます。自然の光、澄んだ空気、風、鳥の声、虫の音・・・・すべてをキルトと共に感じて頂ける事でしょう。イベントも企画しようと思っています。
こちらはかやぶき美術館の隣にある郷土資料館です。
昔の里山の生活が感じられる道具が展示されています
かやぶきの里にも行きました。
どの風景を見ても縫いたい物ばかり。二年間の余裕があるので、これから何度も通って四季の移ろいを感じ、作品にしていこうと思っています。美山にご縁が出来た事は、きっと作品達が引き寄せてくれたのでしょう。
美山の美しい自然に迎えてもらい、温かな人達に出逢えて作品を縫える。なんて素敵な事!
2年先の目標が出来て、作品のテーマをもらうことが出来ました。素敵な作品を縫っていきます。