日本画家のお友達 定家亜由子 さんに、ブックカバーを差し上げたのですが、ブックカバーの事をブログに書いて下さいました。亜由子さんに差し上げたのは、母の着物で作ったブックカバー。
ブルーベースのピンクに、鳥の柄。シルバーの糸が織り込まれていてキラキラと綺麗な布。母が洗い張りに出して解いたままで保存していたのは知っていたのですが、こんなに綺麗な着物だとは思っていませんでした。私や兄の入学式などに着ていた着物だったと思います。母の生前にもっとこの着物の話を聞いておけば良かった。。。今日は母の月命日。お墓参りをしてきました。
母は、若い頃から苦労が多く病気ばかりで、晩年はどこにも出掛ける事が出来ない不自由な身体でした。亜由子さんが、ブックカバーを旅の供として持って下さってるのを見て、とても嬉しい気持ちになりました。
生前どこにも出掛けられなかった母ですが、ブックカバーとなって活動的なお友達と一緒に、いろんなところに出かけられていると思ったら嬉しいです。
私は着物地は、キルト作品の材料として使っていますが、キルトをされない方は、このようなブックカバーに仕上げたら、いつも手元に持っていられて良いですね。
大切な方のお着物を、このように再生して、思い出を共有できる方にプレゼントされたら良いと思いますよ。