昨日、高校時代からの友人が来てくれました。
彼女のお母さんから、創作初期の頃、着物を数枚頂いたことがありました。

彼女のお母さんは、私に着物を下さって、間もなく亡くなられたのでした。。

彼女も嫁いでいたり、私も忙しかったりして、どの作品に着物を使ったかは彼女には、伝えていませんでした。

彼女は会場に来て「私、この聖母女学院の作品が、1番好きや！」と言いました。聖母女学院の作品は初期の作品で彼女は何度も見ています。

彼女は帰り際に、「私の母の着物って、この会場の作品の中にある？」と聞いてきました。

私は思い出しました！！「この聖母の作品の周りに取り巻いてあるオレンジいろの生地がそれやわ！！」

彼女は、「それでか！！私、ずっと前から、この作品に1番惹かれてたんや。沢山ある作品の中でこれが1番好きやった。。母やったんや！」と嬉しそうに涙ぐんでくれました。
「ハヤ(私の学生時代のニックネーム)ありがとう。またこの作品みせてな。」と帰っていきました。

私がこれからもやっていきたい創作の道を、友達からもう一度確認出来たような昨日の出来事でした。