タペストリーは、いよいよ冬景色に入りました。
雪を表現するのは、白! ですが、、、
着物地で、雪景色を表現するのは、なかなか難しいです。
杉の木に雪がかかったように見える布を持っています。この布も、今回の作品でほぼ使い切りますが、またこんな布との出逢いがあると思っています。色々な白生地。
このような丸い形で、山の木々を表現するのが私の作品の特徴なのですが、この木を私は「ポコポコの木」と名付けています。作品になるとポコポコとした山が可愛らしいのです。
沢山のアップリケの準備は、種類別に籠に入れます。籠に整理するのは、とても作業効率が良いです。
私の作品は、ピースワークとアップリケの技法で出来上がっていくのですが、作業工程はお見せできない特殊な秘密の縫製をしています。その工程を経ることによって、何重にも重なり合った複雑で奥行きのある作品に仕上がります。
この作品では、風景キルトを更に複雑に表現する製図のやり方を考える事ができました。
完成に向け、更に精進いたします。