Instagramで、町家キルトの写真を投稿したら、日本人より外国の方々がとても興味を示してくださいます。
町家キルト工房をデザインした、「町家物語」この小さなお家、「地味な色調だしどうかな?外国の方に日本の町家がわかるかな?」と思いながら投稿したら、意外に反応が返ってきます。
そして私のインスタはなぜか、ロシアの方々が興味を持ってくださるのです。私の色調は、ロシアに合うのかな?ロシア語は全く分からないのですが、写真で交流できるところがインスタグラムのいいところです。
林サヨコの創作キルトの世界を自分の力で、少しづつ広げていけたらいいな、と思っています。いつか、ロシアのお友達に生で作品を見てもらいたいです。
それから最近の事ですが、11年前金沢の大和香林坊のデパートで初めてブース展示をさせて頂いた時、隣のブースで展示されていた方から、FBを通して突然「林さんをFBで見つけて!」とメッセージが来ました。その作家さんは金沢の方で、名前がおなじ「さよこ」さん。この度、法然院さんで個展をされることが決まり、梶田ご住職と初めて会われた時、ご住職が「同じ名前の作家さんを存じています」とおっしゃられ「もしや、あの時のさよこさんでは?」と私の話題になったらしいのです。
2006年の頃は、まだまだ駆け出しで、初めて地方の展覧会でブースを任され、嬉しさと不安入り交じり金沢に行きました。金沢の方々によくして頂き、金沢で町家キルトを紹介できた、思い出深い展覧会でした。失礼ながら私はその作家さんの記憶が遠くなっていたのに、しっかり私を覚えていて下さり、10年かかっていろんなご縁と繋がりFBで再会しました。 11年前、当時の写真です。
若いですね(笑)
同じ展に出展されていた作家さん達と。懐かしいです。私はその時その時を一生懸命に、出来ることをやってきました。このように昔の私を覚えていて下さる方と再会できて、ちゃんと見てくれている人はいるんだと嬉しかったです。
私が忘れていても、私や私の作品を覚えていてくれる人が沢山いると思うと、心が温かくなります。町家キルトの繋がり、大切にしていきたいです。