椿山荘 その1

2012-10-02


椿山荘の展示会場はとても広く、私のコーナーは入ってすぐにありました(会場内写真禁止なので写真が無くて残念です)
関東のキルトファンの方達は、ほとんど私の事をご存じ無かったので、町家キルトの緻密さと縫製の複雑さに皆さん驚かれ、感動して下さいました。
「今までいろんなキルト展に行きましたが、先生の作品を見たことが無い。どこにいらっしゃいましたか?」とおっしゃった方もありました(笑)
また、キルト作家でありながら朗読をするという事も不思議がられました。
京言葉は柔らかく耳に心地よく、胸に響く朗読で聞き入ったと言ってもらえました。
この夏のあの辛かった時期に、練習を重ねた努力が報われたように思いました。
キルト制作と朗読をからめた活動を、これからもしていきたいと前向きに思えるようになれました。
椿山荘という夢のような空間は、今まで自分が知らなかった世界でした。
まるで神様からの贈り物のような・・・心の中に一つ新しい炎が灯りだしたような気分になれた東京2日間でした。