鳴り金物専門工房 “二方屋” で手のひらサイズのおりんを買いました。
砂張(さはり)という鋳造技術が難しい金属からできており、友達のご主人が五代目として、その技術を伝承されています。
友達は、砂張の良さを広めようと、この小さなりんを企画し、「舞妓りん」と名付け、各地で展示会を開き、ご夫婦で頑張っておられます。
ご主人は昨年、祇園祭りの菊水鉾の鳴り物を手がけられました。
凄いですよね!
この小さなりんでも、凄く良く響き、砂張の特徴であるうねりを持った音の余韻を聞いていると、心落ち着きます。
砂張の音は、魔を切り、場を清め、悪霊を祓うと言われています。
また五年十年使ううちに、どんどん音がよくなるそうです。
お墓参りや、お守りとして大切にしていきたいと思います。
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