わいわいTRY塾での講演が無事に終わりました

2018-09-19

京都の手芸家、キルト作家 Sayoko のブログにお越し頂きありがとうございます。

 

 

9月18日(火)ゆめりあ宇治で開催された、わいわいTRY塾の講演会が終わりました。
満席のお客様にお越し頂き、町家キルトのお話をさせて頂きました。

 

わいわいTRY塾の代表N様が、パワーポイント画像を制作して下さり、プロジェクターを使ってお話しました。

前半は、創作初期から現在までの活動報告をさせて頂きました。町家キルト工房の事、アメリカンパッチワークと林サヨコ作品の違いについても写真で説明しました。

西利展の事、昨年の美山展の事、TV取材の事など、写真をご覧頂きながら説明をしたので、とても分かり易かったと思います。

皆さんとても熱心にお聞きくださいました。

 

会場には、【美山かやぶき物語~春夏秋冬~】を展示しました。

 

そして後半は、タペストリー「美山かやぶき物語」の解説をしてから、町家キルトを始めたいきさつ「町家キルト物語」に入っていきました。

「町家キルト物語」をよりよく理解して頂くためには、私の今までの活動を知って頂き、実物作品をご覧頂いてからがいいと思い、講演の進行を考えました。

今まで、「町家キルト物語」は個展会場などでファイルにして置いていたので、読んでくださっている方もおられると思います。ファイルは「町家キルト物語 前半」だけでしたが、今回の内容は後半も入っています。

幼い頃から、町家キルトに出会い創作活動を始めて、キルト作家と呼ばれるようになる・・・というところまでが「町家キルト物語 前半」でした。

「町家キルト物語 後半」は、母が亡くなってから現在までの話が加わります。

 

講演の後半は、プロジェクターの画像はほとんど使わず、1時間話続けました。長い時間ですが、皆さん聞き入ってくださり、涙を流して下さる方もおられました。

「とても感動しました」「細かな情景まで良く伝わってきました」「心温まるお話だった」「さすが朗読を勉強されているからとても聞きやすかった」など、嬉しい感想を頂きました。

 

2月の西利展の時に今回の講演ご依頼を頂き、準備をしてきました。
話の構成や時間配分など工夫して、予定時間の2時間ぴったりで話し終えることが出来ました。
時間配分成功です♪

今回の貴重な経験でまた一つ自信がつき、「作品と言葉の表現」という私の目指す道がしっかり見えました。これからも私の作品や、私の経験してきたことが、誰かの心の励みになるような活動をしていきたいと思います。

お越し下さった皆様、わいわいTRY塾の皆様、本当にありがとうございました。