京都の手芸家、キルト作家 Sayoko のブログにお越し頂きありがとうございます。
講演や言葉の勉強内容のブログなどが続き、制作中の作品をアップしていませんが、縫っていますよ♪
瓦の型紙の数は全部で735枚。
瓦だけで38種類の布を使いこなしています。
今まで縫った1軒の町家で1番瓦の枚数が多い作品になります。
教室の生徒さんでも、慣れてきたら町家1軒を縫う事はあまりされません。
どうしても複雑な風景作品を縫いたいと思われますが、町家1軒の表現がどれほど奥深いかをこの作品で表わしてみたいと思います。
あまり見せる事のない、裏側。先日の教室で生徒さんに見せたら、裏の縫い代が綺麗に整っていることに驚かれました。
自分自身は何気なくしている事でも、他人は感動してくれるんだと思いました。
この夏は暑かったり、いろいろと雑用が入り、なかなか集中できず、瓦を縫うだけで日にちがかかってしまいました。やっと大屋根が完成し次は小屋根に取り掛かっています。
教室の生徒展が来年3月に決まりそうです。正式に決まったらまたブログでご案内しますね。
この町家キルト作品も生徒展で展示する予定です。
10月は、教室生徒と卒業生対象とした「椿のがま口講座」も開催します。
これからは、教室カリキュラムの他に、時々このようなお楽しみ講座も加えていく予定です。
来年は中高家庭科の先生を対象とした研修会で、裁縫指導をする予定も入ってきています。
いろいろと楽しみが一杯です。