物語の聞こえる町家キルト作品

2018-12-07

京都の手芸家、キルト作家 Sayoko のブログにお越し頂きありがとうございます。

 

 

来週15日に迫ってきた言響表現塾の講演発表。

98cm×97cmの作品が完成しました。珍しくほぼ正方形の作品です。

15日の言響表現塾の15分講演発表の為に縫った自宅の町家。
格子戸の構造や、格子の本数は実物と同じにしました。瓦の型紙だけで720枚になりました。

 

自宅を縫おうと思った時から夜の町家しか考えられませんでした。
両隣のある家ですが、一軒だけの表現にしました。

 

ある日の夜、ひとりぼっちの町家の格子戸から灯りがもれている…..

満月が、そっと町家を見守り照らしている…..

 

という設定。

 

私の講演の対象者は….大切な人や物をなくして、心に喪失感を抱えている人
ゴールは…..心のよりどころに気づく

 

私の、母の介護と看取りの経験と、心のよりどころを探し続けて、悲しみから立ち直ったきっかけの話をします。

話の舞台は我が家ですから、講演を聞いてくださった方々が、キルト作品を見て、家の中で起こっている出来事を想像して頂けます。
物語の聞こえる林サヨコ『sayoko』作品を体感して頂きたいです。

 

重めの話ですが、最後はみんなに元気を与えて、明るくスキップして帰って頂ける様な話にしたいです!!

 

 

この講演はどなたも参加自由。無料でお聞きいただけます。
言響表現塾大阪第3期のメンバーそれぞれが、心に響く話を発表致します。
ご質問、興味のある方は、お問合せくださいませ。

日程 12月15日(土)
時間 15:00~20:00
場所 ALPHA OFFICE247