京都の手芸家、キルト作家 Sayoko のブログにお越し頂きありがとうございます。
八幡背割堤地区にある【さくらであい館】にて作品展示をさせて頂きます。
先月から開催は決まっていましたが、淀川河川公園のHPで情報公開されましたのでブログ、お知らせでご報告します。
林サヨコ「創作キルトの世界展」
桜並木~命~(背割堤)ほか
さくらであい館
情報発信コーナー
3月21日(木・祝)~27日(水)
AM9:00~PM5:00(最終日は4:00まで)
展示作品
タペストリー「桜並木~命~」
額装 「桜道~希望~」
額装 「緑道~輝き~」
他、町家キルト作品も数点、展示する予定です。
私は2012年の個展の時に、初めて背割りの桜作品を2点縫いました。
昨年の5月頃からは、桜に続く新緑バージョンを縫っていました。
※写真は2018年5月取材時
ちょうど縫っている最中の9月に、台風21号がやってきました。
新聞やニュース番組で、八幡の背割堤がたくさんの桜の木の倒木や、枝折れの被害を受けたという事を知り、とても悲しく思っていました。
そうして昨年末にようやく新緑バージョンを完成し、インスタグラムに投稿すると、日本だけでなく海外の方からも、イイねやメッセージなどを沢山頂いておりました。
そんななか、インスタに投稿した作品写真が、淀川河川管理センター背割地区企画広報部の方の目に留まり、ご連絡を頂きました。
2月15日、さくらであい館へ担当の方とお会いする為に出かけました。
初めて目にした台風の傷跡。今の背割りの風景。。。
枝が折れて。。。
見慣れていた桜の木の状態ではなくなっていました。「可哀想に。。。痛かったやろ。。。怖かったやろ。。。よく頑張ったね。。。」と桜の木をなでながら、木の下の遊歩道をしばらく歩きました。
持参していた、「桜道~希望~」を桜達に見てもらいました。
「あなた達は必ず、この姿に復活できるんですよ。頑張って枝を伸ばしてね。」と桜達に言いました。
桜達の辛抱している声が聞こえてくるように感じました。
※写真は2018年4月です。
今年の桜並木は例年より寂しい姿になってしまうと思われますが、私の桜作品をご覧頂き、背割の景色の復活に希望を感じて頂けたら幸いです。
背割堤は、桜の開花時期には50万人の人出になるそうです。
会場のさくらであい館には高さ25メートルの展望台があり、1.4㎞に渡る桜並木全貌を見下ろすことが出来ます。
作品展会期中の23日(土)、24日(日)は「さくらであい館オープン2周年感謝祭」が開催予定されていて、マルシェも開催されるそうです。マルシェでは、私の作品集も販売して頂きます。
桜が繋いでくれた素敵なご縁です。
会期中に桜が開花するかどうかという微妙な時期ですが、早く開花してくれることを祈ります。
是非、背割堤へお出かけ頂いて、さくらであい館へお立ち寄りくださいませ。
背割堤は京阪八幡市駅から歩いて15分ほど。
八幡市駅すぐそばには、国宝石清水八幡宮と、甘味処「名物走井餅」もありますよ♪
今年の春は、八幡背割堤がおすすめです!!
西利教室展が終わってすぐに背割展です。
がんばりますね~(≧▽≦)