平成最後のお花見

2019-04-08

京都の手芸家、キルト作家 Sayoko のブログにお越し頂きありがとうございます。

 

今年の桜の開花は遅かったですね。
工房裏の桜並木は、昨年より1週間ほど開花が遅れていました。

今年も綺麗に咲きました。
子供の頃からずっと、見続けている桜です。

桜の方も、ずっと私を見守ってくれている様に思います。

母が亡くなる前後の年は、桜を見るのも辛かったですし、楽しそうにお花見をしている人が妬ましくさえ思ったこともありました。。

同じ桜でもその時期のいろんな感情で、桜を見つめる想いも違っていますよね。

 

6日土曜日、用事で祇園方面に行ったので、久しぶりに円山公園の枝垂桜を見てきました。
一時は元気がなくなってきたと言われていましたが、今年は元気よく咲いていました。
いつかこの枝垂桜も作品にしてみようと思っています。

 

そして、そして、7日は背割堤へ♪
満開の桜、お天気の日曜日という事で、八幡市駅からは、物凄い人の波が背割堤に続いていて驚きました。

 

 

 

凄い人ですが、背割の土手は1.4キロありますから、奥へ歩いて行くと、いくらでも座る場所があります。

友達とお弁当を持って、青空の下で食べました。
良いお天気すぎて、日焼けが気になりましたが(笑)、風が清々しく吹いて気持ち良かったです。

台風被害に遭いながらも、綺麗に精いっぱい咲き誇る桜を見て、元気をもらいました。

 

 

 

そしてさくらであい館へ♪

3月27日で終了した作品展でしたが、その後も額装作品は展示して頂いています。

※さくらであい館様のご都合により、18日まで展示して頂くことになりました。

 

背割展は、西利展のようにずっと在廊していませんでしたし、直接お客様から感想を聞くことも少なかったのですが、お電話でお問い合わせいただいたことがありました。

「友達から、背割ですごく素敵なキルトが展示されているから、是非見に行った方が良いと言われました。先生の作品はいつまで展示されていますか? どこか他で見ることはできますか?」と。

会場に置いていた名刺から、連絡して下さったようです。

 

私が知らないところで、多くの人が感動して下さり、お友達に宣伝して頂いているのだと思うと、大変嬉しかったです。

まだ硬い蕾の頃から散るまでの長期間、作品を展示して頂く機会を与えて頂き、多くの方にご覧頂けて本当に嬉しいです。

お世話になっているさくらであい館の職員の皆様、ご覧頂いた皆様、ありがとうございます!

 

 

平成最後の春、背割へ通った事、良い思い出となりました。
背割へ来て偶然作品をご覧くださった方が「背割で桜のキルトを見たなぁ。。。」と記憶に残して下さったら幸せです。

当分の間は、作品展示の予定はありませんが、またどこかで作品をご覧頂ける日を楽しみにしています。

そして新作を縫い上げて、発表できるように頑張ります!!