京都の手芸家、キルト作家 Sayoko のブログにお越し頂きありがとうございます。
連休も終わり、皆さまいかがお過ごしですか?
今年も薔薇の季節になりました♪♪
毎朝、色とりどりに綺麗に咲く薔薇を見る度に、「母が生きていたら、この薔薇園をどんなに喜んだだろう。。。」と母の事を思いだしています。
きっと私の傍で、一緒に見て喜んでいることでしょう。。。
綺麗な薔薇の姿と香りに癒されて、元気をもらっています。
さて、私はタペストリーの縫いを頑張っていますよ。
新作のタペストリーの下部分には、町家をデザインしています。
町家から上に向かって、ドーンと面白いデザインに変っていきます。
この町家の瓦屋根は、微妙なカーブをつけました。
仕上がりが柔らかく見えるはずです。
この作品もまずはパーツをどんどんと縫っていきます。
数か月先のパーツ組み立てが難しいところですが、今は単純作業です。
今は地味な色が続きますが、完成作品は全体として彩り鮮やかになります。
一般的に地味といわれる色を多く使いながらも、最終的には色鮮やかに仕上げる。
町家という地味なモチーフと、グレイッシュなおばぁちゃん色(笑)が多いのに、完成作品を見た人からは「可愛い!!」と感想を頂きます。
それが林サヨコ作品の特徴の一つと言えます。
完成の色彩イメージを念頭において、瓦屋根の色を決めています。
グレーの布が適当に並んでいる様に見える配色ですが、ある規則を決めて並べています。
あと数日は、瓦屋根を黙々と縫い続けていきます。