落ち着く色彩

2019-08-28

京都の手芸家、キルト作家 Sayoko のブログにお越し頂きありがとうございます。

 

アップリケ部分のまつり縫いを頑張ってます。

柔らかな絹をまつるので、歪んだり、伸びたりしないように、気をつけて縫わなければなりません。

全体はまだお見せできませんが、なんとなく使用した色彩は分かって頂けますよね?

林サヨコ作品らしい色合いですよね(笑)

私の作品の色合いは、濁色(中間色)を多く組み合わせた、専門用語でいうトーナル配色が中心です。

トーナル配色にダークとディープトーンを合わせた色彩が私の作品の特徴と言えます。

トーナル配色が中心の作品は間違えると、とても汚らしく見えてしまうので注意が必要ですが、穏やかで落ち着いた目に優しい色合いです。

この配色を使った作品は、いつまで見ていても疲れない、飽きないと言われます。

 

意識しているわけではありませんが、私の作品は緑色が多く使われています。
風景を縫う事が多いので、どうしても自然の緑が多くなるのですね。

 

緑は特に癒しの色であり、目に優しい色ですから、私自身作業をしていても、

「落ち着くわ〜♪」

と、思いながら縫っていますので、長時間縫い続けても疲れません。

まだまだ縫い続けます~(≧▽≦)