無くなった家や思い出のある家をキルトで残そう、古い家の大切さを伝えよう、というのが町家キルト。この作品は、以前注文制作を依頼して頂き縫ったものです。
お茶屋さんですが、小売りのお店を閉められるときに、最後の記念にと依頼してくださいました。
暖簾は外されても作品の中で、お商売をされていた当時の、生き生きとしたお店の感じが残るようにとの思いで制作しました。
こちらは中京区姉小路にあるお家。
29.5×41cm 額装
以前、こちらのお家で作品展をさせて頂いた時に制作しました。
奥様が玄関横に綺麗なお花を植えておられていたのが印象的な、素敵なお家でした。
自分の大切なお家をキルトで表現すると、写真で残すのとはまた違った味わいがあります。
古くなり、取り壊されて無くなった家でも、写真や思い出があればそれを元にデザインし、キルトで表現し残すことが出来ます。
その家に残る古い着物地を使えば、更に想いが伝わります。
教室の生徒さんも、ご自分の実家を縫う方が多く、完成したら親戚がとても喜んでくれたという声を頂きます。
作品を前にして、懐かしい昔話に花が咲く。。町家キルトがそんな風に広まっていったら幸せです。数に限りはありますが、注文制作も承っております。
林サヨコ本人が、全ての工程を心込めて制作させて頂きます。
詳しくは→こちら までお気軽にお問い合わせくださいませ。