個展の後片付けと、個展あるある

2020-11-19

京都の手芸家、サヨコのブログにお越しいただきありがとうございます。

 

西利から持ち帰った荷物や作品を、ようやく今日片づけました。
搬入時は、丁寧にまとめて持って行くのに、撤収は早くしないといけないので(次の展示の方が待っておられるので)生徒さん3人に手伝いに来てもらって、バタバタとかたづけました。

荷物を4階から1階に下ろし、西利前からタクシーに積み込んであっと言う間に帰ります。
搬入飾りつけは2時間ほどかけるのに、撤収は30~40分ほどです(笑)

 

持ち帰った作品や小物を、ドサッと置くと疲れがドッと出ます(笑)
今週は教室をお休みさせてもらったので、ゆっくり片づけられました。

 

タペストリーをしまっている茶櫃

2つが一杯になり、新作「町家キルトの華」からは、3つ目に入れることにしました。
たぶん、私の一生で制作するタペストリーはこの3つ目が一杯になるくらいの枚数になるだろうと予想しています。

 

 

さて、皆様に「個展あるある」を聞いていただきます(笑)

 

私のキャリーバッグ♪
搬入時は、展示小物をぎっしり詰め込んで持って行きます。
空になったキャリーバックは、そのまま西利に置いて帰ります。

 

 

このバックは個展が始まったら、とても役に立つのです。。。
何を入れるかというと、、、、

 

 

連日大量に頂く、差し入れのお菓子をぎっしり詰めて持ち帰るのです!!
そして翌朝、その日のお菓子を持ち帰るために、またゴロゴロと空のバックを持って行く必要があるのです。

 

毎日70から多い日で90人ほどの来場者があり、差し入れのお菓子を持ってきてくださる方が沢山おられるのです。

 

気を遣って頂き、本当にありがたいのですが、その量が毎日の事なので大量なのです。。。

 

私の個展は来場者が多く、お茶やお菓子を出すという接待はしません。
また、お手伝いの生徒さんも一人か二人の少人数でやっていて、休憩時にゆっくりお菓子を食べるという事もほとんどできない状態なのです。

 

ですので、頂いたお菓子は、お手伝いの生徒さんにそのまま封を開けずに差し上げたり、西利のスタッフさんに差し上げて帰ります。

 

それでもまだまだあるので、キャリーバックで持ち帰らないといけないのです。

 

西利の休憩室は、社員さんの給湯室も兼ねているため、私物を置いておく場所がなく、毎日頂くお菓子は持ち帰らないとたまって大変なことになるのです。。。

 

持ち帰ったお菓子は、家族はほとんどお菓子を食べない人なので、食べる口は私一人だけなんです(笑)

 

日持ちのしないお菓子は早く頂かないといけないから、晩御飯は甘いお菓子になります。
個展中の私は、とても栄養が偏った食事になるのです。

 

また、日持ちのするお菓子にしても十箱以上もたまるので、個展に来てくれた友人に、中身を確認せず差し上げたりしています。
また、来客が続いているときは、誰に何を頂いたかもわからなくなる場合もあります。

個展が終わった翌日(昨日)は、お菓子を友達やご近所に配りました。

 

せっかく気を遣って持ってきて頂いているのに本当に申し訳ないことです。

 

 

このお菓子の話は、来場者の多い個展をしている作家さんに共通することだと思います。

 

個展の差し入れのお菓子は、このような状況になっているという事をご理解頂きたいと思いまして、頂いた方へ対して、本当に失礼なことを申していることを重々承知の上で、ブログに書かせていただきました。

 

でも、珍しい美味しいお菓子を沢山食べられて幸せだったし、普段食べない(体重増加を防ぐためにお菓子は控えているので)大量のお菓子を「これは自分へのご褒美!」と言い聞かせ美味しく頂きました。

今日は大好物のカステラを1本一人で食べました(笑)

 

今回、ハガキにご遠慮しますと書かせていただいたのですが、それでも気遣いしてくださる方が多かったのです。
お花もギャラリーの規定により、持ち込み禁止だったのですがお届けくださった方がおられました。
西利のギャラリー担当の方から、知らずに届けてくださったお花は飾ってもいいと言ってもらえたので飾らせていただきました。

皆様の優しいお祝いの気持ちは、本当にいつも有難く嬉しく思っております。

私の気持ちをお察し頂きまして、どうかこの状況をご理解頂き、次回からはお越しいただくだけで嬉しいので、何もお気遣いなく手ぶらでお越しくださいね。