Zoomで手芸指導 町家キルト教室の進化!

2020-12-24

京都の手芸家 サヨコのブログにお越しいただきありがとうございます。

 

 

今日は今年の仕事納めでした。
各クラス全ての教室が終わりました。

コロナで6月からクラスの人数を半分にしたので、一クラス2名から多くて4名までにして、従来の倍の教室を指導していました。

 

今日の午前中のクラスは2人だったのですが、そのお一人が初めてZoomに挑戦されました!

 

その方は秋に京都から東京に引っ越しされたのですが、教室を辞めることなく、その後も新幹線で通ってくださっているのです。
今回は最近のコロナの感染増加状況を鑑みて、移動するのは控えて「Zoomでやってみましょう!!」という事になりました。

 

Zoomを使って指導するのは初めてだったので、初めは「分かりやすく指導できるかな?」と、心配しましたが、とてもうまくいきました♪

 

本日の課題プリントはあらかじめメールで写メして送っておきました。
コロナ対策で課題プリント(町家キルトの教科書)を作っておいて、本当に良かったです。

 

PCで教室全体を映して、iphoneで私の手元や、見本作品を映して説明しました。
教室におられる生徒さんが縫われた部分品も見せて確認し合ったり、ホワイトボードも映したりしながら進めていきました。

私の制作工程の手元動画を撮るために購入していた、スマホ手元用スタンドが活躍しました!

生徒さんもこのスタンドを購入するとおっしゃっています。
そうすると、生徒さんの手元も私が見ながら指導できるようになるのですよ(^.^)

 

教室に居る私や生徒さんと、東京の自宅におられる生徒さんが、一緒に教室で作業している時と全く変わらない状態で進む事が出来て、とても楽しかったです♪

 

難しい凝った作業の時や、私が手元を直接見なければならない授業の時や布選びの時は、オンラインでは無理があり、全工程をオンラインだけでやるというのは不可能です。

でも、教室に来なくても家でも出来る作業の時には、このコロナ禍には適していると思います。

 

オンラインで町家キルトを指導するなんて、コロナ前だと想像もしていませんでしたが、「楽しく出来る!」という事を実感しました。

 

今回はZoom参加はお一人だけですが、参加人数が増えたときのことも考えていろいろと試してみて、いつでもZoom教室を希望される生徒さんに対応できるようにしておこうと思います。

 

私はなんでもかんでも、新しいことを取り入れる必要はないと思います。
でも時代に合わせて変わっていく事、挑戦することも大切だなと思うし、やってみたら新しい世界が見えて来ます。

 

東京からのオンライン参加の生徒さんも、リアル参加の生徒さんも

「今年の年末年始はどこにも行かないけれど、チクチク手芸ができるので嬉しいです!
宿題頑張ります♪」

とおっしゃってくださり、本当に嬉しかったです。

 

今年はコロナ緊急事態宣言中は教室をお休みして、6月からはコロナ対応クラスにしたり、来年1月からのクラス替えをしたりとバタバタしましたが、生徒の皆さんに温かくご理解ご協力いただきました。

 

そのおかげで、町家キルト教室はとても良い方向に進む事が出来ました。
教室の生徒の皆様、本当にありがとうございました。

 

来年は、ぎゃらりぃ西利教室展の年になります。
各クラスの皆で刺激を受け合いながら、素敵な作品を作っていきましょうね♪