映画えんとつ町のプペルを観て来ました

2020-12-26

京都の手芸家 サヨコ のブログにお越しいただきありがとうございます。

 

 

クリスマスの25日は映画を観に行きました。

公開初日の、映画えんとつ町のプペル

私は、映画には滅多に行かないのですが、この映画は公開初日に行こうと決めていました。

 

漫才師キングコング(相方はYou Tuber カジサックで有名な梶原さん)の西野亮廣さんが作られた映画です。

えんとつ町のプペルは、夢を語る事を馬鹿にされ、挑戦する事を無駄と言われた主人公の少年ルビッチとゴミ人間プペルの友情と、親子の絆、そして勇気の物語。

 

映画えんとつ町のプペルは、かつて挑戦する事、夢を見る事を日本中から馬鹿にされた西野さんの自叙伝のような内容で、8年かけて映画化につなげていかれたそうです。

 

私はちょうどコロナの外出自粛時期に偶然、You Tube で西野さんの活動を知り、「何かを頑張って挑戦している人に観てほしい映画」というのを聞いて興味を持ち、映画制作の進捗を見ていました。

 

西野さんのお話を聞いていると、私の創作活動を始めた頃の想いと重なりました。

 

町家キルトの創作活動を始める!
手芸家になる!
オリジナルの教室を開く!
個展活動をして、日本中の人に見てもらう!

 

20年前、そう決心しました。
1999年の年末~2000年のお正月は、休むことなくずっと作品を縫い続けていました。

 

身近な人からは「あんたなんかに出来るはずがない。手芸界に属さず創作活動なんて出来るはずもない。そんなに必死に頑張ってたら人が引くで….」と馬鹿にされました。

 

「町家キルト??なにそれ??
そんなのが、仕事として続くはずもない。手芸家なんて無理無理!!」

 

親戚も、近所の人も、多分同級生も….そう思っていたと思います。

母だけが「さよは出来る!頑張り!」と、ずっとそばで応援し続けてくれました。

 

今年20周年を終え、「町家キルト・林サヨコの創作キルトの世界」を多くの人に知って頂き、作品をご覧いただいた皆様に手芸家として認めて頂けるようになり、「手芸家林サヨコ」としての作風を完成出来ました。

 

地位や名誉や家柄や、会社や団体に頼ることなく、やりたいことがあるなら【自分の身一つ】で頑張ること。コロナを経験して、そんなことが更にはっきりと分かった2020年でした。

 

今年最後に、この映画を観ることが出来て、この20年の答え合わせが出来たように思いました。

頑張ってる人、挑戦している人に観て欲しい映画です。
子供さん、お孫さんを連れて是非観に行ってください。

 

 

#映画えんとつ町のプペル
#えんとつ町のプペル