林サヨコの世界展を終えて・その1「展示作品」

2021-01-24

京都の手芸家 サヨコ のブログにお越し頂きありがとうございます。

 

 

伏見のラ・ネージュにて、13日から10日間に渡った展覧会が無事終了しました。

会期中はブログを書く時間が無かったので、振り返りとして順番にご報告させていただきます。

まずは展示内容から♪

 

 

昨年秋の西利に続き、コロナ禍での展覧会でしたが、連日本当に素敵な出来事や出逢いが一杯でした。

今回の展示はメインの酒蔵タペストリー以外は全て額装作品です。

会場入ってすぐ、サヨコ椿がお出迎え♪

 

2階の入り口前の小さなスペースには、ミニアチュールの「格子戸」

 

会場入ってすぐは、「小さな町家」から始まりました。

 

「伏見の旧家」と「ふるさと」

 

次は背割の四季。

 

月シリーズ。

 

正面壁は、Zoomの映像と、メーキングムービーが流れていました。
真ん中のテーブルで皆さんにお茶とお菓子の接待♪

皆さん1時間以上ゆっくり作品やメーキングムービーをご覧になったり、「町家キルト物語」を読んだりして、くつろいでくださいました。

今回額のガラスを全て取り除き、全作品写真撮影OKでした。
来場者の皆さんはそれに驚き、ガラスの無い作品をとても喜んで「見やすい!」と、楽しそうに写真撮影されていました。

ピアノの上の壁には「雪の日」そして、ミニアチュール作品いろいろ♪

 

 

「山里の冬」

 

 

高い天井と窓からは光が降り注ぎ、酒蔵タペストリーがのびのび展示されていました。

 

最後の壁は伏見コーナー。
伏見の作品が勢ぞろいでした。
オーナーの四方有紀さんが、この作品を使って伏見散策地図を作り、来場者に配ってくださいました。

会場1階には、酒蔵タペストリーの実物製図や資料も展示公開していました。
メーキングムービーや、実物製図の展示公開は今までの個展ではなかったことで、皆さんとても熱心にご覧になっていました。

今までの個展では、会場でゆっくりお客様とお話する機会が無かったのですが、今回は心ゆくまで時間の許す限り滞在してくださいました。

予約が必要なわけでもなかったのですが、本当に人の流れが上手くいき、一組お帰りになったら、また一人という具合に、滞在時はお一人から数人という人数で、皆さん安心して過ごしてくださいました。

 

コロナで心落ち着かず、また出かけるのも戸惑う昨今ですが、「今年初めての外出でしたが、楽しかった~」「元気になれました!」と皆さんニコニコと帰ってくださり、展覧会を開催して本当に良かったと思いました。

 

つづく…..