京都の手芸家 サヨコ のブログにお越しいただきありがとうございます。
昨日は、糸六さんへ行って来ました。
先月、展覧会でお世話になった、ラ・ネージュのオーナーの四方有紀さんが、町家キルト工房のお裁縫教室の個人レッスンを受講してくださる事になりました。
ラ・ネージュ展には、糸六の女将さんもお越し頂いたので、ご挨拶兼ねて糸六さんで教室に必要な糸を買おう!という事で四方さんと一緒に行きました♪
四方さんは、4月から洋裁学校へ通われる予定で、その前に私が基礎縫いの手ほどきをさせて頂きます。
私は服飾専門学校を卒業していることから、洋裁技術検定上級の資格と服飾専門学校の教師の資格も持っておりますので、洋裁学校、各種手芸教室へ行かれる前段階の基礎の基礎を指導する事もやっております。
長く洋裁はしていないので、服を縫う事までは指導できませんが、基礎縫いは町家キルトの技法も加えて充分指導する事が出来ます。
さて、話は戻り糸六さん♪
趣ある佇まいの町家のお店。
中に入ると、綺麗な絹糸が並んでいます。
私はアップリケ用の絹ミシン糸と、次作の刺繍は絹糸でやってみようと思っているので、何種類か購入しました。
綺麗な糸と、アンティークな小物が展示されているお店、私が大好きな雰囲気です。
このかせになっている糸の売り方を見たとき、幼いころによく通っていた、近所の手芸屋さんのリリアンの糸を思い出しました。昔は、リリアンの糸は「かせ」になって売っていましたよね♪
小さな私は母に連れられて、目の前に広げてもらった、綺麗なリリアンの糸から、自分の好きな色を選んで買ってもらいました。
糸六さんへ行くと、ずっと針と糸と関わってきた私の原点を思い出します。
以前からインスタで見て気になっていた、ソーイングキーホルダーも買いました。
京都室町の老舗の糸屋さんのソーイングセットなので、手芸好きな人への京都のお土産にすごく素敵だと思うのです。
残り2個だけという事だったので、四方さんとお揃いで買って帰りました♪
綺麗な糸を見ているだけで幸せな気分になりますね♪
いろんな色の糸を使いこなして作品を創れることに喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。