宇治を縫う

2021-02-28

京都の手芸家 サヨコ のブログにお越しいただきありがとうございます。

 

 

昨日は宇治に取材に行ってきました。

宇治橋から眺めたこの風景を、以前から縫いたいと思っていたのですが、縫うきっかけがありませんでした。
私が風景や町並みを縫うときは、必ずその風景の前に立ちます。
その風景に心動かされたり、何かの想い出や縁が無ければ縫いません。

そして沢山の写真に収め、構想を練り、見落としたところはまた再度現地に確認に行きます。
そうして初めて、作品に心がこもっていきます。

 

今回急遽、宇治の作品が必要になり、次作として縫う準備にかかっていた桜の作品は後回しになりました。

 

この景色をどのような【町家キルト式平面画法】に直すか、宇治らしさを出すかを考えるのが楽しみです♪

額作品で2カ月以内で完成させる予定です。

 

 

福寿園宇治茶菓子工房

これから何度も宇治に行くと思いますが、いろんなお店に寄るのも楽しみです。

伊藤久右衛門 宇治本店

通圓さんの水無月が好きです。
通圓さんで水無月か茶団子をお土産に買って帰ろう….と思いながら、「通圓さんも縫えるな~」と思いながら写真をお店の前から横からパチパチ撮りました。

宇治には古い素敵なお茶屋さんが沢山ありますが、店先が全てガラスのショーウインドーに変わっているのが残念です。
この店先が昔ながらの格子戸のままならどんなに素敵だろう。。格子戸の表現が出来ないのが残念だなぁ。。。
そんなことを想いながらお店に入って茶団子を買いました。

 

 

そして帰ってからお茶を入れて「さぁ食べよう!!」と楽しみに袋から出すと、、、駿河屋の包装紙??

「なんで??通圓さんは駿河屋になったのか??」

 

 

よ~く思い出してみると、通圓さんの写真をあっちこっちから撮っていて、お向かいの駿河屋さんの前から夢中になり撮っていて、撮り終えたあと、すぅ~っと駿河屋さんに入っていき、通圓に入ったつもりで茶団子を買って帰ったのでした(笑)(笑)

 

ボケボケですね~~

 

駿河屋さんの茶団子も、もちろん美味しかったです!!