新作「小さな町家2021」と宇治川風景、手芸家としての日々

2021-04-22

京都の手芸家 サヨコ のブログにお越し頂きありがとうございます。

 

制作、教室、展示会の打ち合わせ、準備など、日々いろいろと動いていて、あっという間に日が過ぎていきます。

 

インスタグラムには制作進捗を投稿していますが、宇治川作品も仕上げの刺繍段階です。

 

 

現在は、塔の島は工事中のために、桜の木は無くなっていますが、作品では桜の木を表現しました。
山全体に刺繍をかけていくので、まだまだ刺していきます。
この作品は額装に仕上げます。

 

今後は作品貸し出し展示が増えていきそうなので、しばらくは額装作品を増やしていきます。
次作は、前から縫いたいと話している、背割桜並木の横から見た全風景の額装作品を縫う予定です。

 

24日(土)からは八幡市背割堤のさくらであい館で作品展が始まります。

「林サヨコ創作キルトの世界展」
24日(土)~5月9日(日)
9:00~17:00

京都府にも緊急事態宣言が出そうですが、そんなコロナ禍でも展示して頂けて有難いです。

桜並木四季4連作と町家キルト3作の合計7点。全て額装作品です。

今回「小さな町家」の額縁を新しくしました。

1月のラ・ネージュ個展の時、会場で縫っていた作品です。

 

ラ・ネージュ個展の期間中にしつけまで仕上げていました。
その時の様子はこちらをご覧ください

 

 

ラ・ネージュ個展にお越しいただいた、額縁のヤマモトの山本社長様が「作品に使用した布を額縁に使ってみたら?」とアイデアをくださったのでした。

 

格子の奥に使った布を額縁に入れました。
とても可愛らしくなりました。

タイトルは「小さな町家2021」
今後、この同じデザインで毎年1作づつ縫っていきます。来年の作品は「小さな町家2022」…..というふうに毎年増やしてこの額縁でシリーズ化していきます。

この作品もさくらであい館に展示しますので、ご覧ください。