布のゆりかご 制作の日々

2021-05-21

京都の手芸家 サヨコ のブログにお越しいただきありがとうございます。

 

 

今年は1月からラ・ネージュ展があり、その準備としてお正月から動画編集をしたり、ラ・ネージュ展の後には様々な出逢いがあり、活動が増えたり、宇治川作品を縫ったり、あっという間に月日が流れていきました。

 

宇治川作品も無事完成し、額装に出し、いろんな事がひと段落して通常に戻りました。

 

久しぶりに着物を5枚ほどきました。

友達から頂いた、桜色の縮緬の着物♪
西陣のやまきぬさんから送って頂いた緑色の着物♪
ろうけつ染めのぼかしの着物♪

この3枚は背割桜並木額バージョン用に使います。

 

瓦用のグレーの着物も2枚あるので、桜作品の次は町家キルトを縫います。
私は今までに何十軒町家を縫ったでしょうか?
何十軒縫っても、新しい素敵な瓦布が手に入ると縫いたくなるのです。

何十軒同じような町家を縫ったとしても、そこには何十軒分の物語があります。
そこが町家キルトの面白さですね。

 

先日この籠に入った布の写真を、FBに投稿したら

「布のゆりかごですね♪」とコメント頂きました(#^.^#)

‟布のゆりかご” って優しくて素敵な言葉だなぁと思いました♪

 

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新しい布が手に入ると、創作意欲が湧きます。

欲しいと思う着物が、なんの不自由なく手元に来てくれる不思議。
材料に困る事のない環境には、本当に感謝です。

 

今年は梅雨が早くて、お天気の日がなかなかありませんが、お日様をめがけて手洗いします。

コロナ禍に加えて、梅雨のじめじめと鬱陶しい日が続きますが、工房に篭って制作する事には何の不自由もないので、楽しんで過ごしていきたいと思います。