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昨年5月のコロナ外出自粛で教室もお休みしていた時、教室のカリキュラムのレジュメ(工程説明プリント)を制作したのですが、「かやぶき作品」だけまだ作っていませんでした。
先月、中級コースの生徒さんが「かやぶきの里」を制作開始される時に合わせて作り始め、この度指導カリキュラムの全レジュメが完成しました!
コロナ以前は、ホワイトボードに私が書いたものを生徒さんがノートに書き写すというやり方でしたが、生徒さんの進行に合わせてそれぞれ書き分けるのが大変でした。
コロナがきっかけで指導法を変えて、レジュメを使って説明することにしたのですが、時間節約になり指導がとてもやりやすくなりました。
レジュメは工程毎に細かく分けてページを変えているので、生徒さんそれぞれの進捗に合わせて渡す事ができます。
レジュメは一回2時間の教室で、1枚~2枚です。
その日習ったことのポイントや自分の気づきをレジュメに書き込みしながら纏めていくと、後々やり方を忘れたとき教科書のように見返すことが出来て参考になります。
この纏めの作業を丁寧にして、復習しながら自分の教科書を作る生徒さんは、やはり覚えこみが早く、上級になった時の作品に大きな差が出てきますね。
※写真は基礎から中級までのカリキュラム作品です。
生徒さんはカリキュラム作品を順番に制作し、どんどんと難しい作品を縫えるようになると喜んでくださっています。
「町家キルト」のカリキュラムをレジュメで残せたことはとても良かったです。
コロナが無かったら、このレジュメ制作はしていなかったと思います。
大変な状況でも、前向きに出来ることをやる!
それが大切ですね。