上級クラスの生徒さんと茶話会

2021-10-22

京都の手芸家 サヨコのブログにお越しいただきありがとうございます。

 

 

10月21日は、木曜午前クラスと午後クラスの教室日。
生徒さんから、教室展に展示する作品がどんどん集まってきました。

皆さんの力作!
このほかにもまだまだ、額装に出している作品がありますよ。
こうして完成してから時間がたった作品達に再会して客観的に観ると、本当に素敵な作品ばかりで感動します。
皆さんがどれほど一生懸命に制作されたかが伝わってきます。

 

午後は上級クラスの方々。
研究会に進まれる方が4名、この日で卒業される方が3名おられるので、ささやかなお別れ茶話会をしました。

昨年からのコロナで、マスクを外しておしゃべりしたり、お茶する機会が無かったので、本当に楽しかったです。

上級コースのカリキュラムを修了された7名の皆さんは、入会から約5年の方と、ゆっくり6年かけてくださった方など在籍期間は、いろいろです。

このクラスの方々は私の節目となる2015年の個展以降に入会してくださり、2017年の美山展の時は、みんなでバスで美山まで来てくださいました。
私にとって「美山展」を見てくださった方々への思いは特別なものがあります。
私の活動をずっと見守ってくださった方々なので感謝は尽きないのです。

 

私の今までの皆さんへの思いを聞いてもらったり、皆さんの教室での感想を言い合ったり、本当に楽しかったです。

 

私が「皆さん!今では見た景色を縫えると思えるようになったでしょう?」と聞くと

「はい!思えます!」と即答してくださいました。

 

町家キルトを修得するという事は【見た景色を縫うという目で見られるか】という事。
それを【町家キルト脳】と呼んでいるのですが、7名の皆さんは確実に町家キルト脳に変わっておられます。

 

皆さんの心を込めて制作された修了卒業作品を、是非会場でご覧ください。

 

最後に工房で記念撮影をしました。

生徒さんのお一人が、「教室で作った作品は、宝物です。」とおっしゃってくださいました。
私も皆さんと過ごした日々は宝物です。
皆さん、本当にありがとうございました!!

そしてこれからもよろしくお願い致します(#^.^#)