NPO法人京都古布保存会　とのご縁を頂き、昨日事務所におじゃましてきました。
昨日はお客様感謝デーということで、古い着物がお安く購入できる日でした。

作品に使いたい着物がたくさんあり、いっぱい購入させて頂きました。
瓦屋根に使える小柄の着物。
なかなか手に入りにくい綿の着物。

どんな作品を縫おうかとイメージが膨らみます♪
これらの着物を解いて洗うところから私の創作は始まります。
スタッフを持っていないので、ここからすべての工程を一人でこなしていきます。古布保存会事務所の近くに解体されそうな町家があり、古布保存会の理事長さんがこの家の保存運動をされるとの事で一緒に見に行ってきました。

こんな立派な町家が解体の危機とは。。。
なんとか保存の方向に向いてほしいと願います。この家を見てまず、「縫えるな」と思いました。
理事長さんも私のその言葉を待ってくださっていたようで、「この家をまずキルトで残していただきたい」とおっしゃいました。

保存会で分けていただいた布達がそのまま全て使用できます。
この家が私を呼んだのでしょうか?
布達が、私たちを使って縫ってと言っているのでしょうか?
この家は必ず縫おうと思います。

不思議な偶然の重なりによって出逢った古布保存会の人々ですが、私の人生で必然の出逢いだったんだと感謝します。
私が創作に困らないように、全国から着物を集めてきてあげるという本当に心強いお言葉をいただきました。

やはり私は縫うために生まれてきたんだな。。と思います。話は変わりますが、

夜はDesalon Kyotoという交流会に参加しました。
Desalon Kyotoは、京都を中心とした新進気鋭の若手デザイナーから、第1線で活躍を続けておられるベテランクリエーターや、モノづくりに興味を持つ人々の交流会です。昨年から参加させて頂いています。
この交流会で沢山の素敵なクリエーターのお友達が出来ました。
昨夜は3周年記念イベントとして、河原町二条下ルにあるおしゃれなビル、 FORUTUNE GARDEN KYOTO 屋上テラスで、100人参加の大パーティーでした。

普段お会いできないような、クリエーターの方々との出会いもあり楽しいパーティーでした。
本当にありがたいことは、どのような方とお逢いしたとしても、みなさん私の作品に興味を持ってくださることです。

作品が私をどんどんと広い世界に連れてくれます。
素敵な人々と出逢い、そこから繋がる出来事に、トキメキワクワクの日々です。