作品展前の大切な仕事。作品の虫干し。
カラッとした良いお天気の日を選び、箱の中でずっとスタンバイしている作品達を出します。
小さい作品は、1時間ほど物干しにかけておきます。
大きな作品は部屋の机に広げます。
湿気をとばして、折りジワもとります。作品展の前だけでなく、年に1回は必ず虫干しをします。
大切な作品ですから管理はしっかりしなければなりません。
これらタペストリー作品の収納は、大きな茶箱に入れています。私がしゃがんで入れる大きさです。茶箱だから、湿気が入らないように中にアルミが貼られています。キルト作品の収納には、ぴったりです。
タペストリー作品は、全部で16点ありますが、二箱に分けて収納しています。作品は立てて入れておきます。
この箱にも除湿剤と防虫剤はいれています。内部がアルミで湿気は入らないのに、虫干しした作品でも、除湿剤は一年くらいでゼリー状になります。
年になんどか展示するので、作品が湿気をふくむのでしょうね。
2度と創る事の出来ない宝物のような作品ですから、大切に保管しています。