着物で町家キルト

2023-04-08

京都の手芸家 サヨコ のブログにお越しいただきありがとうございます。

 

今年の桜は、早く開花しましたね。
皆さんはお花見をされたでしょうか?

 

Instagramで日々の活動を投稿しておりますので、ご存じだと思いますが、昨年末から着物で町家キルトを指導しています。

 

まだまだ練習中で、着るのに時間がかかるため、午前中に教室の無い、水・金曜日のクラスの時に着ています。

 

アンティーク着物のコーディネートを、インスタグラムやFBで投稿すると、皆さんから着物や帯、小物の合わせ方を褒めて頂くのですが、私はこの歳になるまで、着物は殆ど着たことがありません。

着物の基本的な合わせ方など分かっておりませんので、洋服感覚で合わせています。

 

無理なく手持ちのもので合わせていくというのは、作品制作する時の布合わせや配色と同じ要領です。

 

秋の教室展から、会場には着物で行こうと目標を立てております♪

私は58歳ですが、今後の人生は洋服と同様に、普段着の自分のワードローブに着物も入れた生き方をしていけたらいいなぁと思っています。

それが 町家に住み、古い着物を材料として、町家キルトの創作活動を行う【手芸家・林サヨコ】の生き方としてぴったりだと思えるようになり、皆さんの印象に深く残る生き方だと思うのです。

作品数も増え、着物が似合う年齢になってきたので、これからが人生の本番だと思っています。

 

また会場で、「林サヨコが町家キルトの材料となる着物を着る」というのも、温かい目で見てやってください(笑)

 

制作中の「祇をん かにかくに」も最終仕上げ段階です。

昨年の「糸六」に続く、町家キルト額装作品ですが、毎作、表現するところが深くなり、町家キルトの面白さを今更ながら実感しています。

デザイン構成・布選び・配色・縫製など、作品を縫えば縫うほど、新たな気づきがあり、まだまだ修行が必要なだと感じます。

 

 

先日は、モチーフとなる 祇園かにかくにさんへ行ってきました。

 

 

 

 

 

夕焼けに染まる祇園白川の桜が美しかったです。

 

作品「祇をん かにかくに」は秋の教室展で発表致します。
是非お越しくださいね。